使いやすい金属材料のアルミは棒や板などの形状で用いられている

工業分野だけでなく美術分野でも活躍する金属材料

部品を持つ男性の手

金属材料は工業的な使い方だけでなく、美術的な分野においても幅広く利用されています。加工のしやすさから利用される事もありますが、多くの場合には金属材料の持つ金属特有の質感や輝きといったものが評価されて利用されています。美術分野で使用される金属材料で代表的な物と言えば青銅です。青銅という言いかただとピンとこないかもしれませんが、ブロンズという言い方をすれば銅像などの材料が思い浮かぶでしょう。青銅は銅の合金ですが、銅よりも強度があります。
加工性も良く錆びにくいという特性、そして黄金色に輝く地肌の美しさから古くから人物や神仏を象った銅像の材料として利用されてきました。なおブロンズ像というと青緑色のイメージがあるかもしれませんが、それは緑青という青銅の表面に発生する一種の錆びです。
美術分野で使用される金属材料としてはその他には、金も良く使用されます。どちらかと言えば金はそのままで価値があるので、貨幣や金の延べ棒など財産にまつわるイメージが強いですが、金は展延性が非常に優れているので、精緻な表現が可能であるため美術作品にも多く使用されています。日本の美術界で言えば金箔がその代表的な使い方です。これも金が優れた展延性を持っているからこそできる事で、光が透けるくらいまで金を叩きのばす事で製造されます。

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